思い出せば3月に大会に出場機会のない子ども達にどうやって目標を持たせるかをすごく悩みました。大会に出場させることはすごく簡単ですが稽古日数が少なく組手稽古ではしっかりガードができない子どもはケガをさせられるリスクが大きく簡単には大会に出せないのが現状です。色んな場所で空手大会は開催されていますが当然わけのわからない相手と対戦させられる事もよくある事です。その時に思いついたのが主幹で大会を開いてみることでした。よく考えれば15年以上もジュニア大会のお手伝いをしてきてある程度大会の運用状況は理解しておりました。そんな浅はかな考えで大会をする事を決意しました。いざ準備に入ると全く何から始めていいのかわかりませんでした。とにかく1人で悩み、6月からは毎晩夜中の2時~3時ごろまで作業に追われ3時間睡眠をとった後サラリーマンの仕事の出向き夜は稽古、帰宅後また大会作業といつ倒れてもおかしくない状況でした。とにかくできるだけ多くの子ども達の笑顔が見たい事を目標に頑張る事ができました。そんな些細なきっかけで7月5日を迎えました。
今回は協力頂いた他の流派の先生方が審判を頂き助かりましたが私から見て本当の功労者の方たちは選手係やアナウス係をやって頂いたスタッフの方々です。なかには審判をやりながら合間をみて選手係をやって頂いた方もいており、本当にこの方たちがいてなかったら大会は運行できなかったでしょう。とにかく選手係の皆さんが試合前にまだ来ていない子どもを探し回っていたり、私のパンフレットミスや運行予定表もミスがあり、それを全部カバーしてくださりました。第1回大会としては異例の速さで閉会式を迎えました。大会内容も素晴らしい試合を多く見せてもらいました。大会がすごく盛り上がり、一体感のある雰囲気でした。他の団体の先生方からもよくできた内容の大会でしたとか拳実会の審判されていた方々はかなり審判練習をされたのですか等も聞きました。恥ずかしい話で全くといっていいほど審判練習はしておりませんでした。拳実会の審判をやっていただいた方々は本当に研究熱心な方々で自分の子どもの大会に出向いては審判の判断基準等を研究されておりました。こんか方々がいて下さったおかげで無事にチャレンジカップを終える事ができました。今大会に参加頂きました道場生、保護者様、スタッフとして審判として走り回って下さった皆様ありがとうございました。また私が元気で動けそうでしたら第二回大会を開催いたします。