2015年11月1日日曜日

10月31日 稽古に参加する姿勢

朝の福泉教室はここ最近の気温の寒さのせいか朝整列をした時の人数が12~3人、終了時の整列人数が20人と遅れてくる稽古生が多く感じます。ここでよくある道場では規律を守らすせいか、まず遅れてきた稽古生に正座と黙そうをさせます。そして先生の許可がでてはじめて稽古が参加できるという光景は当たり前のように見ます。この考えは子ども達に遅れてきたことに先生や他の稽古生に失礼がないように礼儀として教えている先生が多いようです。考え方としてはすごく良い事だと思います。しかし私の考え方とは少し違い、私は逆に遅れてでもくる稽古生には誉めてあげてます。ただ毎回遅れてくることは誉めれませんが、稽古にくる姿勢は良いと思います。せっかく頑張って稽古にきても正座をさせられ見せしめを感じる稽古生もいると思います。遅刻をし正座をすることで本人が今後遅れてくる事がないようにしてあげ社会でちゃんとした生活がおくれるようにしてあげる事もすごく大切ですが、空手道場の子ども達は大半がお父さんやお母さんと一緒に稽古に来ます。保護者様も忙しいなか毎回稽古に連れてくるのは大変だと思います。人それぞれに色んな事情もあります。稽古に来る前に塾や算盤、書道、水泳、体操など別の習い事をしてくる子どももいます。その為どうしても稽古に間に合わない稽古生もいております。遅れて稽古にくる子が悪いと決めつけるのではなく遅れても稽古に来る子どもを私は評価してあげたいと思います。ですから私の教えている教室では遅れてきても私はそのまま稽古に参加させます。礼儀作法はこれからも教えていける機会はいくらでもあります。できるだけ私の道場にきたのであれば余計な事を考えず楽しく頑張ってもらいたいと思います。
※今までの話は遅刻を肯定する話ではありません。