2013年10月5日土曜日

10月5日 八田荘教室

本日は堺市や付近地域がだんじりの為、福泉教室は完全に通り道ということもありお休みにしました。八田荘教室は施設側と相談し大丈夫と判断し稽古を実施することにしました。しかし思惑ははずれ完全にだんじりと鉢合わせになり道場生が教室手前で立ち往生になりました。配慮がたりず申し訳ありませんでした。それでも裏通りの抜け道から来たり自転車で来たり、歩いてきたり、いつもより少し人数が少なかったですが頑張って稽古にきました。施設側もそんな状況を理解してもらい通常2時間しか利用できないところさらに2時間延長頂き4時間の利用をさせてもらいました。ありがとうございました。さて稽古内容ですが近々昇級審査が近い事もあり厳しい内容での稽古になりました。マサキは組手稽古が本当に苦手ですがこの壁を本人が乗り越えない限り絶対前進しないこともあり私自身も指導に妥協せずマサキには厳しく接しました。うれしかったのが道場生がそんなマサキを励ましにきてくれたことです。そしてマサキは組手稽古を最後までやり切りました。涙をいっぱい浮かべながら最後までパンチを繰り出し蹴りを出し続けました。マサキには「もっと自分自身を信じてみなさい。」と声をかけました。今日の稽古が終わりマサキの表情はなにか吹っ切れた感じに見えました。彼が今大きな壁に立ち向かっているのは誰が見てもわかります。あともう少しで越えれそうです。マサキのお母さん、お父さん、暖かく見守ってあげ応援してあげて下さい。
そして試合を決意した道場生には特別稽古が待ってました。他の教室より一番早く試合形式での稽古を実施しました。かなり厳しい内容の稽古になりました。今日2人ほど、よほど悔しかったのでしょう、隠れて泣いている子供もいました。今までの稽古内容と大きく違うのが組手に優劣を決め判定決着があるという事です。これは私も経験しましたが通常の道場稽古の中でやる組手稽古とは緊張感も全く異なります。この稽古をするメリットは戦っている子供たちの長所、短所を大きく引き出せることです。今日この稽古をした道場生は精神面と技術面がすごくアップしております。これからも他の教室でやっていきますので頑張って下さい。