2015年5月1日金曜日

4月30日 福泉教室

この日の稽古で思った事、私としては本来は大会を趣旨として考えて稽古はしておらず、私が昔培った稽古法を今の稽古生たちに教えております。基本稽古も真剣に取り組んでやれば強くなると思います。しかし全体的に目を配るのはどの先生も難しいと思います。ましてある特定の子どもだけが手がかかるのとの理由でその子ばかり教えてしまうと教えてほしい子どもは他にもいてると思います。不公平になってなってしまいます。そこで基本稽古を集中せずだらだらやっていくより目の前にあるミットをしっかりと叩く、蹴るといったほうが手に感触もあり子ども達が意識して稽古をすることが伝えやすいと考えました。みんなが楽しく稽古をしてくれればいいと思いましたが中には大会に出て活躍する稽古生も増えてきました。段々と高いクラスに上がるにつれ勝ち星が減ってくるのも事実です。しかし負ける要素は日頃から自分自身に強くなれているかです。当然大人なら当たり前ですが子ども達にそういった意識を持たせるが先生の仕事です。あとは保護者の方が今日私が叱った子どもへなぜ先生があれだけうるさいかを伝えて下さることも大切です。別に大会に勝たなくても私はいいと思いますが泣いて帰ってくる姿を見るたびに私の責任を強く感じております。勝たしてあげたいと思うからこそ厳しくもなり、強い言葉もでますのでご理解下さい。大会ばかりがいいと思いませんので稽古を楽しくやるのは良い事ですが真剣にやる事も大切です。全員を強くしてあげたいですし今はいじめ問題もまだまだ絶えることがありません。こういった問題にも負けない体づくりをして心も体も本当に強くなってほしいと思います。