この日の稽古は蹴り中心の稽古をしました。最近道場生をみてきて気づいた点が組手稽古の中で圧倒的に蹴りが少ない事でした。これは私に原因があり私の昔の恩師の教えで空手はその字の通り「空の手」拳技が使えない者には勝利なしと教えてもらいました。その為パンチ中心の稽古を多くすることでパンチ主体の組手をする道場生が増えてきたのだと思います、しかしパンチを習得すれば良い面も多く、実は私は昔は蹴り技が8、突きが2ぐらいの割合で戦ってきました。結果勝ててもベスト8が最高でした。恩師から拳技を教わりそのおかげで優勝できるようになりました。子供たちにもそのように教えてきましたがジュニア空手は蹴りができる選手を大きくポイントとしてみなされていきます。今後の稽古には蹴り技の稽古を多くしていきますが突きの稽古も本来通りやっていきたいと思います。できるだけ空手の完成形を目指してやっていきたいと思います。