2016年9月4日日曜日

第14回正道会館全日本空手道選手権大会

9/4は大阪エディオンアリーナで行われました正道会館全日本大会へ行ってきました。
大人の大会を見に行くは久しぶりでした。レベルも全日本大会ですので高く、素手素足の熾烈な戦いが数多くありました。今回の大会を振り返りまずは白蓮会館の福地勇人選手、本当にバランスのとれた天才的な空手で他流派で唯一決勝まで駒を進めました。決勝は再延長までもつれ込みそれでも勝負が決まらなかったので瓦試割りで多くの枚数を割った方が勝つ極めて珍しい判定です。残念ながら福地選手は20枚、相手選手は21枚とわずか1枚差で負けてしまいました。それでも福地選手は何度もこの大会に挑み何度も苦渋をなめ、それでも何度も戦い方を研究し挑戦する姿が侍を見たようなそんな尊敬できる空手家です。今回残念でしたが来年また福地選手の戦いを見に行きたいと思いました。
次に今回軽量級で3位になった辻猛大選手、この選手は私が昔稽古を一緒にした事があります。その時はタケという呼び名で彼は中学3年生でした。その時もかなり強かったですが今はもう本当に将来の全日本王者になりそうです。辻選手や今回中量級で優勝した伊藤選手は試合会場で会うと向こうから笑顔で「押忍!!」と声をかけてくれます。今は大人になりまだ私の中では子どものイメージが強く残る選手達ですが今は日本を代表していく選手です。これからまた彼等は社会人になっていきますが立派な社会人になっていくと思います。私の道場生たちもそのように育てていきたいと思います。