2015年2月8日日曜日

2月7日 福泉教室/八田荘教室

この日の福泉教室は使用している施設が朝から地元自治会のイベントがあり駐車場が満車の為稽古に車で来られる稽古にとっては足が遠のく日でした。遅れながらも福泉教室の稽古生は普段通りの人数が集まりしっかり稽古ができました。2月11日はジュニア空手大会が開催されその大会に出場する稽古生にとっては大会までの組手稽古は最後になります。よく直前まで激しい組手をする道場がありますが私自身の現役時代の考え方として稽古2日前の組手は一切しない方針です。例え組手稽古をしても軽めの回数の少ない組手稽古です。まず直前に激しい組手をしたからといって次の日に強くなることはありません。日頃の稽古の鍛錬が実践ではいかされます。次に一番大事なことはケガの防止です。今まで一生懸命稽古をしてきて直前にケガをして実践ではおもうように動けなかったという例はよく聞きます。このような事から2日前ぐらいの激しい組手稽古は控えるようにしております。子ども達にとっては組手稽古がしたくてむず痒い思いはしますがその気持ちを大会でぶつけてもらったらいいと思います。
午後の八田荘教室は大会用の稽古をやりました。まずは主審を立たせ正面に礼、主審に礼、お互いに礼です。そして構えて初め!の主審の声で組手をやるという簡単ですが初めての子は戸惑う稽古です。特に八田荘教室に来ている稽古生は初出場の稽古生が多かった為この稽古をやっておけば大会当日はまだ緊張感がほぐれると思います。初めての大会に出る子はただでさえ緊張しているなか訳のわからないあちこちに礼をする、主審のなかには「ちゃんと礼をしろ!」と強い口調でいう先生もいらっしゃいます。動揺がひろがり思うような戦いができなくなるケースは多々あります。このようなことから少しでも実践に近い稽古をする必要がありました。大会に出場しない稽古生もこの日は同じ稽古をしましたが緊張感をもった稽古ができて良かったと思います。